雨季のインドにて。
一人オートリクシャーでヨーガの学校(アシュラム)に向かっていると、突然の雨。雨季の雨は本当にすごい勢い。まるでトトロのワンシーン(トトロがジャンプして大量の雨粒が降り注ぐシーン)のよう。
屋根のあるバス停の下を通りかかったとき、私の目に映ったその光景はまさにトトロの世界の中にいるのかと思ったほどでした。
その光景というのは、
屋根の下で雨宿りをしているのが、人だけでなく、
サル、トリ、イヌ、ウシ、、、
と本当に数多くの動物たちが、まるで人間のように屋根の下から空を見上げたりしている。
その光景がまるで夢のようで、一瞬で通りすぎたけれど、まるでスローモーションのように感じられたのを今でも覚えています。
日頃から、インドの路上は本当に様々な動物で溢れています。そして、動物たちが道路を渡り始めると、全ての車は止まって、通り過ぎるのを待ちます。
そんな穏やかな時の流れを感じて、
それまで日本で常に時間に追われ、忙しなく生活していたときには感じられなかった、様々な感覚・感情に触れ始めたことを思い出しました。