ヨガのお話(10)【アシュターンガヨガ 6】

【第五段階 Pratyahara(プラティヤーハーラ)】

Pratyaharaとは”制御、抑制、切り離し、退却”を意味します。この前のステージであるPranayamaにて、呼吸をリズミカルにコントロールすることで、このステージでは、周囲の状況によって気を散らされることなく、感覚を内側に向け、感覚や欲望に支配されずに、感覚がコントロールされるようになります。

この段階では、練習者は厳しく自分自身を省みて分析するようになります。自分自身を以下の3つの性質【①サットヴァ(善の性質)②ラジャス(活動の性質)③タマス(暗闇・抑制の性質)】のバランスによって診断し、より寛大で自己コントロールが可能なサットヴァの性質の向上に努めます。

B.K.S.アイアンガー師は人の心を以下のように述べています。「心とは、束縛をもたらすものにも開放をもたらすものにもなりうる。欲望の対象にとらわれている時には心は束縛をもたらし、その対象にとらわれない時には心は解放をもたらしてくれる。何かを欲したり、悲しんだり、何かにとらわれたりする時は、束縛された心であり、欲望と恐れがなくなった時に心は純粋になる。」と。

どのようにして欲望を止めるかを知って行くことで、安らかな心で生活することができるようになるのですね。

”あるがままの状態で喜びを感じる”

そんな心のありようへの過程とも言えるような気がします。

 

 

参考文献:『ハタヨガの真髄』By B.K.S.アイアンガー

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