ヨガのお話(8)【アシュターンガヨガ 4】

【第三段階 Asana(アーサナ)】

Asanaとは体位(ポーズ)や姿勢を意味します。

パタンジャリによって編纂されたヨガ学派の根本経典『ヨガ・スートラ』の中に、このような一節があります。
「Sthiram sukham aasanam」
意味は、「心地よくて安定した姿勢」

B.K.S.アイアンガー師はこのように言っています。
「Asanaは身体の安定と健康をもたらし、身体を軽くする。だから安定して気持ちのよくなるAsanaを行うと、それが精神的な安定をもたらして、心の不安定を防ぐことが出来る。また、Asanaは、あらゆる筋肉、神経および分泌腺を働かせるために、数世紀に渡る研究によって次第に発展してきた。ヨガのAsanaを行えば、強靭で柔軟性に富んだ身体をつくりあげ、また病気にもかからないようになる。疲れにくくなり、神経も鎮まる。しかし、本当に大切なことは、身体の訓練を通じて心の修練をすることである。」と。

私がヨガAsanaの練習をする中で日々感じることは、Asana練習中は真に自分と向き合う事ができ、自身の中からも外からも様々な気づきを得られるようになるということ。はじめはなかなかそれらを感じにくかったです。しかし、練習をつづけること、そして知識を経験(この場合、練習)に生かしていくことで、どんどん自分自身の身体や心への気付きが得られることを実感しました。そして、難しいポーズほど、Sthiram sukham aasanamを思い出さなければいけないということを学びました。

例えば倒立系ポーズ。ヨガを始めた当初は、無理やりにポーズに入ろうとして大きな怪我をする手前のこともありました。どのように身体を使ったらいいのか、どういったメンタリティーで望めばいいのかを全く理解していなかったのです。とにかく早く色々なポーズができるようになりたいという一心でした。しかし、そうした過程の中で、ヨガをしていて逆に身体を痛めるということが続き、自分の取り組み方が、本来あるべきヨガの形にそぐわないことに気付きました。それからは学びの日々。どのようにポーズに入ったら一番安全でより効果を得られるのか、そして心地よくいられるのかをいつも考えるようになりました。見た目重視から内容重視への転換の時であったと思います。また、いかに自分のメンタリティーが大切かも痛感しました。一度怖いと感じてしまうと、身体が硬直しそのポーズに入れませんでした。しかし、恐怖の代わりに、心地よさを感じるように、そして最終ポーズのイメージを頭に描くことで、ある時ふと身体が軽くなり、逆転ポーズに入ることができました。本当に不思議な体験でした。

これは一例ですが、ヨガを行っていて、時折こうした不思議な感覚に触れることがあります。そして、こうした「体験」が、ヨガがスペシャルである一理由なのかなと感じました。

是非皆様も一度、ヨガの心地よさを体験してみてください。

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