先生が「愛」と黒板に記入すると、突如みんなが笑い始めた。
そこで、先生は皆がこの漢字を読めていて、意味も知っていることを悟り、
「みんな、これをどう読むの?」と聞くと、
「あい。」
「ではどういう意味?」
皆が口を紡ぐ中で、あるひとりの女の子が、
「男の人と女の人が、、、
育てていくもの。」
と答えたそう。
先生は感心したと同時に、こう質問しなおした。
「でも、愛といっても男女間だけでなく、よく
家族愛、友人愛、親子愛、動物愛。。。など
様々な場面で使われるね。そうした愛とは何だろう?」
すると子供達は真剣に討論を始めた。
そして、最後に辿りついた答えが
「愛とは、大切にする心。」
大人でもなかなか答えを出せないこの質問に、
こんなにも素敵な答えを見出す子供たち。
私たち大人は子供から学ぶことがたくさんありますね。
ストーリー提供:藤原先生のお話より